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「マイナ保険証」狂騒曲

 病院の窓口はてんてこ舞いだという。12月1日でこれまでの保険証が「廃止」になり、強引に移行中のマイナ保険証のトラブルが続出しているからだ。暗証番号を忘れた、マイナカードの期限が切れていた、読み取り機の不具合などなど。そのため患者が10割負担を求められた例もあると報じられている。

 政府はあわてて来年3月末まで従来の保険証が使えることや、保険証に替えて資格確認書を利用するようアナウンスしはじめた。ならばマイナ保険証への一本化ではなく、従来の保険証も使えるようにすればいいだけの話ではないか。

 マイナ保険証の利点を、お薬手帳代わりになる、救急搬送時に意識がなくても病歴が分かるなどと政府はアピールするが、ビッグデータに個人情報が蓄積されればされるほど、その扱いが心配になってくる。IT化が進む中、世界各国で個人情報の保護が国政の重大テーマになっているという。

 保険証は世界に冠たる日本の国民皆保険制度を支えるものだ。これさえ持っていればいつでも誰でもどこでも安心して医療にかかれる。しばらくは従来の保険証の継続も必要ではないか。




2025年12月

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