時言

日本経済の隘路から抜け出す道は?


1.3月の実質賃金は前年同月比マイナス2.1%で、3ヵ月連続マイナスが続いている。企業倒産件数は4月826件で、36ヵ月連続で前年を上回った。

2.1-3月期のGDP(国内総生産)は前期比マイナス0.2%で、年率換算でマイナス0.7%。物価高に賃上げも、消費もマイナスとなり、企業経営もままならない状況となっている。これにトランプの関税政策が始まる。日本経済は隘路に陥った。中小企業への社会保険料負担の軽減措置と一体でなければ賃上げできないことも事実だ。

3.この隘路から抜け出す最大の道が消費税減税あるいは廃止の道であろう。なにしろ消費税は逆累進課税だから低所得者ほど負担は重い。消費税の減税について、いま問題になっているのが財源問題。自民党は財源がないから消費税減税しないと言い、国民民主などは赤字国債を財源にするという。しかし、それでは将来の世代の負担となるという批判が出る。共産党は大企業と富裕層からの課税を強化して財源に充てると言う。
 とにかくこの隘路から抜け出さなくてはならない。





2025年5月

時言 労使トラブル 年金相談

ハラスメント



ACCESS

〒169-0075
東京都新宿区高田馬場2-14-2
新陽ビル507号室
TEL 03-6280-3925
>>お問い合わせフォーム
>>詳しいアクセス情報

ページTOPへ