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新入社員「働くことの意識」調査


公益財団法人日本生産性本部と一般社団法人日本経済青年協議会が、今年の新入社員1,792人を対象に行った「働くことの意識」調査。1969年から毎年行っているもので、今年51回目だという。
この種の調査で最も歴史のある調査だけに傾向がわかる。

1.「働く目的」では、この2年間減少はしているものの「楽しい生活をしたい」が最も多い(39.6%)。
また、「経済的に豊かな生活を送りたい」も高い水準を維持している(28.2%)。
一方、「自分の能力をためす」は10.5%、「社会に役立つ」は9.3%にとどまっている。(グラフ参照)

2.「デートか残業か」では、「残業」が減り(63.7%)、「デート」が増え(36.0%)、「デート」派が3人に1人を超えた。

3.「若いうちは進んで苦労すべきか」では、「好んで苦労することはない」が過去最高(37.3%)となった一方、「苦労すべきだ」は減少を続けている(43.2%。過去最大は54.3%だった)。

ライフ・ワーク・バランス志向、私的な現実を志向する傾向が強まっているようだ。



2019年7月

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